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フォースとしてのデザインとその社会的責任


火曜日, 9月 4, 2007

オープン前からずっとブログで読んでいて(一度もコメントもトラバもしたことないけど)注目していた「対抗文化専門古書店 気流舎」のイベントに行ってきた。

第一印象は「危険な本屋!!」「やばい!ずっと欲しかったけど、買えない/買わないでいた本&かつて読んでもうどっか行っちゃったけど、もう一度読みたい本だらけだ!ここに長くいたら、金がなくなる!」というかんじ。 今日は本当にお金がなくて良かった。

イベントの内容はこんなかんじ。

designkoza.jpg

気流学舎二回目は革命のためのデザイン講座です。
資本主義と広告とデザインは深く結びついて世界を駆動しています。
そのなかで、デザインの果たす役割とはなにか、
デザイナーの責任とはなにか、を考えます。

vol.1 では『アド・バスターズ』を中心に、
消費社会の拡大に反旗をひるがえす
カルチャー・ジャミング文化を紹介します。

vol.2 ではワークショップ形式で実際に
効果的なフライヤーの作り方を学びます。

【気流学舎 002/003】
「グローバリズム時代のデザイン講座」

— もうひとつのデザインは可能だ。

講師:intellipunk(ex. サイ○ウマコ○デザイン室)
:かとけん(ex. 日○デザイン○ンター)

vol.1 8月31日(金)20:00〜/参加自由/申し込み不要/無料
〈デザイナーのためのカルチャー・ジャミング講座〉
・資本主義と広告とデザイン
・『アド・バスターズ
First Things First 2000 宣言文
・カルチャー・ジャミング etc.
テキスト:
カレ・ラースン『さよなら、消費社会』大月書店
ナオミ・クライン『ブランドなんか、いらない』はまの出版
高木徹『ドキュメント 戦争広告代理店』講談社

なかでもオレが知らなくて、ちょっと感動したのが、First Things First 2000 宣言文

美術大学に通い始めて、将来の進路に悩んでいた私に、高校の美術の先生が「そんなら、これを読んだら?」と勧めてくれたのがヴィクター・パパネックの「生きのびるためのデザイン」。

当時デザインとは、「使いやすい」とか「かっこいい」とか、そんな程度のことと思っていた私には、「度が過ぎた消費文化、使い捨て文化、環境汚染やさまざまな社会問題の責任の一端はデザイナーにある」なんて、ハンマーで殴られたように衝撃的だった。しかも、自分が生まれたころ(1976年)に、すでにそう言うことを考えていたなんて、本当にすごい。この本を読み始めた瞬間から、自分の将来がぐいぐいぐいっと方向を変えていくのが見えた。

その後、私はいろいろ考えた末、「環境とデザイン」をテーマに研究をすることに決め、卒業後は編集という仕事を通して、「環境とデザイン」と関わってきた。

そう、デザインはパワーだ。フォースだ。その強大な力は善にも、悪にもなる。上っ面の見た目の話ではなく、人間とは何か、社会とはなにか、どんな世界がいいのか、どんな未来が欲しいのか。そこまで考えるのが、本当の「デザイン」。どうせ未来をつくるなら、みんながハッピーな未来がいいじゃないか。私は手を動かしてデザインをする「デザイナー」ではないけれど、編集という「デザイン」の手法を通じて、社会を変えていく=社会をデザインする、ソーシャル・デザイナーだ!と大学4年生のころ、自分に誓ったのだ。

気流舎で2人の話を聞きながら、そんなことを思い出した。

それから、気流舎でいいなあと思ったことと、メモ。

気流舎、いいなあ
・本を買わなくてもいい本屋であること
FONでネット接続をオープンにしている(我が家はFON無しで普通に公開している)
・(ノートブックなどの)電源も自由に使わせてもらえる
・セルフビルドの内装がすごくいい
・なにより、ピンポイントで確度の高い品揃えがすごい

メモ
Mickey Goes Heiti
広告のなくしたサンパウロの話
さよなら消費社会を読まなくちゃ
・フェアトレードマークには、Nestleが作ったものがあるらしい(オイ!
・「広告」のバックナンバー(打ち水大作戦などを主催する池田さんが編集長だった時代の)を揃えよう
ジョナサン・バーンブルックをウォッチしよう

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