2008年3月10日、新丸ビルで行われた丸の内地球環境倶楽部の公開セミナー「地球大学アドバンス」にて、野中ともよさんによる講演が行われた。
丸の内地球環境倶楽部 presents第四回地球大学アドバンス
21世紀型企業の在り方とジャパンビジョン
G8サミットイヤーにむけて、日本企業、国家としての日本の在り方を考える
ガイア・イニシアティブ代表、前三洋電機会長
野中ともよ(のなかともよ)氏
野中さんのことはそんなによく知らなかったが、こんなにもパワフルで、夢を語る人物だとは思わなかった。彼女のパワーとビジョンに、ぐいぐいと引き込まれてしまった。
なによりすばらしかったのは、野中さんが、地球の真理をちゃんと捉えていること。この地球は、あらゆる生き物が相互に生かし、生かされる、ということに真理があるということをちゃんと知っている。地球という有限の世界の容量も分かっているし、人間の影響力が大変に大きいということも。このままでは、明らかに、持続可能ではないということも、きちんと認識している。「人間は自分では生きていけないんです。酸素はそこの木が作ってくれないと、人間にはつくれないでしょ?」と言っていた。それこそが、未来のパラダイムだ。
そこまでなら、そのような視点を持った人はたくさんいる。しかし、野中さんを野中さんたらしめているのは、過去のパラダイムにのっとった、現在の経済をどのように未来のパラダイムに梶を切っていくか、ということを真剣に考え、実際に実行したこと。しかも、三洋電機という、巨大企業で! わたしは経済についてはそんなに知らないので、三洋電機でなにがあって結局彼女は職を退いたのかよく知らないけれど、彼女のエスタブリッシュメントやマスメディアと戦う精神力、そしてものすごくチャーミングで、力強い言葉を持っているところが、すばらしいと思った。そしてなによりも、愛のある未来ビジョンと実行力に、とても感銘をうけた。
私の人生にとっても、いい話が聞けました。
いつかはあのくらいの人になりたいけど、まだまだ遠いなあ。