こんにちは。広美です。
greenzでは毎週水曜日は在宅デー。Skypeで会議しながら各々仕事しています。
今日、確定申告書をつくりました。
さて、この確定申告は、所得に対して税金を納めるものですが、ここにそのうち、「環境税」もマストになってくるんじゃないかなといつもgreenzで言ってます。例えば、CO2の排出量によって税率が変わり、環境負荷の高い事業収入ほど多く税金を払うようになる、とか、社会や環境に大きく貢献した場合は、指標や指数に基づいて一定額が控除対象になって、環境税はゼロとか。そうなってくると、みんなできるだけ税金は払いたくないからきっと環境負荷の低いことを考えるようになるんじゃないだろうか。そうやって、それがデファクト・スタンダードになれば、みんなの意識もビジネスのやり方もぐっと変わるだろうに。
デファクト・スタンダードってことでいうと、今の世界や社会システムは、サステナブルな暮らしをしたい!と思っている人にとって実に暮らしにくいし、いろんなジレンマが多いと感じませんか。例えば、私も先日オーストラリアの旅報告をのんきに書いたけど、ここ6ヶ月、飛行機に4回乗っているから、CO2排出量はハンパじゃない。だけど、じゃあ旅行に行くのをやめようって思うかって言ったら、うーん、たぶん無理(笑)。いろんな意味で旅は大好きなのです。同じように、毎週車に乗ってCO2を出してまでサーフィンに行くわけですが、これも辞められない。結果、ジレンマが生じるわけです。だからといって、自分がしたいことを我慢するとか、神経尖らせて「あれはだめ、これはだめ」ってな人生の過ごし方はあまりにもったいない。やっぱり、楽しくハッピーに生きたいじゃないですか。
でも残念ながら、いまの中央集権的な社会構造で、自分の選択の結果、地球への責任感から地球環境のために何かをしようとすると、実はいろいろ手間かかる。多くの場合、余計にお金も払って。飛行機に乗ったらカーボンオフセットしなきゃとか。だから、誰にでもできることじゃないし、たとえ意識があったとしても、敷居が高かったりする。でもそれって、自分が選んだ消費行為に対して免罪符が欲しいだけで(と先日打ち合わせしていてある人が言った)、しないよりはもちろんましだし、そのオプションが増えてきただけでもいい流れなのだけど根本的な解決にはならない。
なので、いっそのこと、サステナブルな生き方の方が実はお金がかからなくて、楽で、最高に楽しいてっていうパラダイムシフトが起こらないといけない。その結果、私たちが余計にお金を払ってまでわざわざカーボンオフセットなんてことは必要なくなってほしい。本来、航空会社はそれをも組み込んだ商品を提供すべきで(実際、ブリティッシュエアウェイズなんかでは始まっているけど)、環境税がかからないからそっちの方が価格が安くなってくるとか。
まあ適当なことばかり書きましたが、ビジネスのあり方、社会システムやインフラ自体が変革すれば、いまの行き過ぎた社会や経済を支えている価値観や慣習は通用しなくなるでしょう(と野中ともよさんも言っていたっけ)。近い将来、確定申告書にCO2排出量を記入したり、自分の消費行為に対する環境税を納めることになるかもしれないですね。
*後日談
経産省が発表したエネルギー需給の長期見通しによると、2020年度に温暖化ガスの排出を2005年度比11%減らすには、現在から20年度までに企業と家庭部門をあわせて約52兆円!!!!の負担が必要とのこと!年換算で4兆円・・・GDPの約1%の計算です。ちなみに、52兆円の内訳は、企業負担が25.6兆円、家庭部門の負担が26.7兆円で、一世帯あたりの負担は年間4万円だとか・・。納税という形になるかどうかは別として、私たちの家計を圧迫することには違いなさそうです。
7月 14th, 2009 at 7:51:31
DIfTER