菌はいつでも生きている! フルーツ酵母のヒミツ
ケヤキ並木の中程に25センチくらいの瓶にいちごやイチジク、オレンジ、昆布(!)などが浮いた彩り鮮やかでかわいい瓶がひときわ目を引くブースがあります。軒先には「フルーツ酵母」と書かれた紙がゆらゆら揺れています。
フルーツ酵母!
実は記者、最近フルーツ酵母に興味があって作り方をネットで調べたりしていたところ。生まれた時からアトピー性皮膚炎に悩まされていて、その大きな要因とも考えられている胃や腸を強くする方法を常に調べたり考えたりしています。そこでたどり着いたのがフルーツ酵母でした。
今は市販のものをお湯などで割って飲んでいるのですが、自分でもけっこう簡単に作れるそうなのです。でも、調べてみると、なんともすぐ腐らせてしまいそうな作り方で、ちょっと怖い...。そこで、興味津々で作り方を始め、使い方、もちろん活動の意図やビジョンも含めて、代表のウエダさんに聞いてきました。
家族で野生酵母を研究しています
こうした活動を始めた始まりは一冊の本でした。6〜7年前はデザイナーをしていましたが、「旬の酵母でつくるパンBook」(自然食通信社)という本を出版したのをきっかけに、家族でフルーツ酵母にはまりました。奥さんは料理を、娘はパンを、息子は菌の研究をするまでに、そして私はデザインの面からサポートをしています。おいしいものを作る野生酵母から生き物としてのメカニズムを家族で研究し、日常生活に活かすことを模索しています。
本は大好評でおかげさまで10刷を超えました。
また、本を出版するだけではなく、全国で酵母を作ってる人たちに声をかけてネットワークをつくりました。
菌の世界は時代がどんなに変わってもいきいきと活動しています。人のつながりや体にいいもの、環境とどう暮らしていけばいいかを菌が教えてくれるのです。私たちはそのことを多くの人に知ってもらいたくてこうして普及活動をしているのです。
Bios 2009年春、恵比寿にOpen!
4月23日に「酵母なビル」がオープンします。
1階はパンの販売、酵母を使い、安全な材料だけで作り、卵もバナーも使わないパンを6種類用意します。
2階はホールです。
3階は酵母スタジオで、実験やセミナー、他の分野とのコラボレーション企画などを予定しています。
このビル、壁には石灰で出来ていまして、この石灰には酵母や低分子のアルカリイオン水が埋め込んであるんです。蔵のような作りになっていて、菌がすみやすいんです。シックハウスもないですよ。
今後は菌が発生する家を造りたいんです。まずは我が家を設計するつもりなんです。
最後に酵母の使い方として、パンに使ったり、飲んだりする以外にどういう使い方がありますか? と聞いたところ、料理にはなんでも使えますとのことです。
特に昆布で作る酵母などは、出汁と同じような感覚で使えるそうです。
興味深いお話ありがとうございました。
最後に、酵母を作るうえでのQ&Aを。
-瓶は煮沸するんですよね?
よくご存知ですね。その通りです。
-水はミネラルウォーターがよいですか?
水は市販のミネラルウォーターなどより、水道水の方がいいです。でも酵母は塩素に弱いので、浄水器を通した水道水を使ってください。
-果物は無農薬を使ってくださいとのことでしたが、無農薬の果物を手にいれるのは難しいですよね?皮をむいた方がいいですか?また、イチゴは特に無農薬のものを探すのは難しいと思うのですが。
林檎は絶対に皮をむかないでください。皮との間に酵母の元があるのです。林檎は全て低農薬で、無農薬のものは日本で一軒しかないんです。だからそんなに気にしなくて大丈夫です。
イチゴは確かに無農薬のものを探すのはむずかしいのですが、流水でよく洗い、水に15分以上漬けておけば大丈夫です。
なるほど、販売していた本をよく読んで実践してみたいと思います!
- 出展名
- Bios(ビオス)ウエダ家
- 出展者
- ウエダ家のCOBO
- 場所
- けやき並木
- URL
- http://cobo-net.com/
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