洋上生活、紹介

Posted on 2008/08/26 , 10:29 by peaceboat
カテゴリー:ブラミ・ジーガンの地球レポート キーワード: , ,

ピースボートが地中海を航海している間の出来事。

船の上で、私たち参加者はアラビア風のベリーダンスやパレスチナ風の結婚式に参加した。
しかも、ヨルダンのケバブをご馳走になった!



パレスチナの伝統的な服装をした新郎新婦は、
ヨルダンに住んでいる三世代目のパレスチナ難民・スザン・アル・フセイニさんに
教えてもらいながらウェディングの儀式を行った。

スザン・アル・フセイニさんは水先案内人として、ヨルダンからトルコまで乗船。
結婚式における家族の役割や、その後のお祈り、歌及びダンスのことを説明してくれた。

ピースボート洋上英会話教室・GETの先生、メレディス・ミッグレガーさんに教わって、
ベリーダンサーは、中近東で買ったばかりのベリー・ベルトを着用し、
ダンスを通じて、とっても神秘的かつ官能的な雰囲気を醸していた。



99歳まで健康に生きる秘訣は何か。
その秘訣はピースボートの乗船者で最高齢のセツジさんにとって、
日本の伝統的な、米で作ったアルコール。 つまりお酒だそう。

酒は人々を幸せにするだけではなく、多くのミネラルが入っているので健康的だとセツジさんは言う。
米を食べなくても、酒なら飲むぞ、と目をピカピカ輝かせて話した。

セツジさんがピースボートの62回目のクルーズに乗船したきっかけは、
三年前に訪れた南中国の桂林からインスピレーションを受けてのことだという。
桂林の美しさに感動し、世界のより多くの場所を見るためにピースボートに乗ることにした。

船内では、セツジさんは麻雀にはまっていることで有名だ。
来年4月には100歳になる。



「花鳥風月」という日本語の言い方は、自然の美しさを象徴している。
名古屋出身のアーティスト・森部英治さんにとっては、
これらの漢字はそれぞれにとても深い意味を持っている。
それを分かち合うべく、シンガポールからイタリアまで乗船し、乗客の注目を集めた。

花は純粋な心を象徴する。
「花を愛する人の心には、悪はない」とお母さんが教えてくれた。

鳥は発見および探検を象徴する。
参加者には、旅を楽しみつくし、新しいことを試みるべきだと思い出させてくれる。

早く変わる風は変化を象徴し、
月は自然そのもののシンボルだ。
生きとし生ける全てのものはお互いに頼ることでしか輝けないことをあらわしている。

太陽パズルは、森部さんのリードのもと、60人の乗客が協力して作ったモンタージュ。
モンタージュに貢献するための唯一の条件は、主に赤、黄色そしてオレンジ色で描かなければならないということ。
太陽は花鳥風月に森部さんが付け加えた五番目の要素。
生命が自然に与えるものを代表している。

参加者数十人が集まり、
絵画、パントマイム、ディジェリデゥ、カポエイラ、パズル、葉書、詩歌それにダンスを通じて、
花鳥風月の話を舞台で発表した。

森部さんの指導を受けて「美しさ」を追求した参加者たち。
ひとりひとりが個人的に成長し、芸術的表現力が高まったように見えた。
大人が仕事など気にせずに芸術に没頭できるのも、船旅ならではかもしれない。



ネヴェンカ・フィシャーさんがピースボートに招待されるのは、これで2度目。
フラメンコの美しさで乗客を感激させた。
フィシャーさんはオランダに住んでいる1993年に、
初めてテレビでフラメンコを見て大感動。すぐにフラメンコの勉強をし始めた。

サラエヴォの戦争で目撃した苦しみから抜け出し精神を癒すために、
地元のアカデミー・セントロ・フラメンコ・プロに通い始め、それ以来、ずっと踊り続けている。

クロアチア生まれのフィシャーさんは現在、
画家兼ビジュアル・アーティストとして働いている。
ヨーロッパの文化的な中心となる各都市で展覧会を開いているそう。
伝統的なバルカン、ハンガリー、ローマ及び極東の踊りの専門家でもある、多彩な方だ。

ネヴェンカ・フィシャーさんは船内で5回ほどワークショップを開き、
簡単なフラメンコ踊りを乗客に教えてくれた。



長年ユネスコの文化活動に携わっている水先案内人・城戸和夫さんは
世界中の世界遺産を紹介するために、ピースボート62回目のクルーズに参加した。

PBSという日本の放送局が毎週日曜に、世界遺産をテーマとした番組を立ち上げた1996年、
城戸さんは世界遺産について学び始めた。その当時、日本ユネスコ連絡協会で働いていて、
番組を一緒に作らないかとPBSから声がかかってきた。

世界遺産の歴史を一つずつ説明するかたわらで、
危機遺産や観光の悪影響などの課題も取り上げ、参加者の視野を広めてくれた。

旅の後半で、ピースボートの参加者はガラパゴス諸島を訪れる。
ここで、在来種の生態を崩している外来種キニーネのかわりに、在来種のスカレシアの木を植える。
ガラパゴス諸島はUNESCOが初めて世界遺産として指定した場所である。
「ガラパゴスに在来種の森を取り戻そう」プロジェクトは2年前に、
ピースボート、写真家の藤原幸一さん、ガラパゴスのダーウィン研究所と共同ではじめたプロジェクトだ。





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ぐるぐるアース ~ただいま地球一周中~

ただいま第62回地球一周クルーズが航海中!

ピースボートで夢の「ぐるっと地球一周」をついに実現する若者たち。船の上での出来事や、世界の国々で出会う人、ファッション、食べもの、エコ事情など、地球上の「へぇ~」を、ここではレポートしてきます。

「百聞は一見にしかず!ニュースや旅行ガイドでは伝わらない地球のいまを五感フルに感じてきたい。旅先でもらった元気を、ブログを見てくれる人にちょっとでもおすそわけできればうれしいです。」
しげ(合田茂広:ピースボート共同代表)

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